2ヶ月

2ヶ月が経とうとしています。

津浪による混沌とした風景は、随分と片付けが進んでいました。
以下全て2011/05/09の撮影です。


資料室の入口のこの位置には、家の2階だけが流れ着いていましたが
解体されたようです。


東名運河の水門です。
以前の写真と比較するとわかりますが、引っかかっていた
大量の漂流物がきれいに取り除かれています。


余景の松原では倒れた松の整理が行われていました。
写真ではわかり難いのですが、集めた松をいくつかの山にしています。

その努力を物語るきれいな切り口がみられます。
いずれどこかへ運ばれるのでしょうか。


野蒜駅からすぐの運河です。
運河をせき止めて水をくみ上げていました。


駅前の道(県道27号)では電柱の設置が行われています。


新東名も家々から掻き出された泥やガレキは
すっかり運び去られていました。


少し引いてきたようですが、東名は未だ水の中です。


松島町内ですが、ほぼ東松島市のような場所です。
この辺りや、東松島市内の沿岸であっても大塚は
不思議なほどに被害が少ない場所です。
菜の花のむこうに見える架線が仙石線、そのすぐ向こうは海です。


大塚駅の近くに掲げられていました。


2ヶ月が経った、資料室から見える新町です。

ただただ静かでした。