三国湊でチャリティーイベント
野蒜築港が行われた明治初期、ほぼ同時に他の地域でも築港が行われました。
福井県の三国湊と熊本県の三角港です。
同時期であるとともに、これらの全てでオランダ人が関与しているという特徴を持っています。
野蒜は国の事業で行われたのに対し、三国と三角は地域の人々が築いたもので
それぞれ今でも港として機能しているのも、野蒜とは異なるところです。
これらの築港を総称して明治三大築港と呼び、以前から相互に交流がありました。
三国港の突堤です。
(三国湊魅力づくりプロジェクトから転載です)
夕日の沈む海です。海の見える位置に町営の温泉施設もあります。
突堤を建設したことで、突堤の東側には砂浜ができました。
海水浴場として賑わっていました。
8月6日、この三国にみちのく丸という北前船が寄港するイベントがありました。
この北前船は大船渡の船大工さんが建造したものだそうです。
その縁で、このみちのく丸の航行は東日本大震災支援事業となっています。
この寄港にともなう数々のイベントのうちに「三國湊キャンドルライトアップ」が企画されました。
これは九頭竜川河口の両岸をキャンドルでライトアップするというもので、
このキャンドルは野蒜築港への義損金とされるチャリティーイベントでした。
天候にも恵まれて、ライトアップは大成功です。
とても美しい風景が広がりました。
…が、写真技術がなくて、その様子が伝えられなくて残念です…。
その様子を掲載しているブログを御覧下さい。
暑い日でしたが大勢のボランティアの方が活躍されておられました。
多くの方に励ましの言葉もいただきました。
全ての皆さまに御礼申し上げます。
今回の義損金は、いずれ東松島市に直接届けられることになるようです。