帰ってくるフラッパーズ

宮城の女子サッカーについてのつぶやきを以前書きました
かつて宮城にあったフラッパーズというチームが、
東京電力マリーゼとなり、震災後は休部になっていました。
一時は川崎フロンターレに移管されるという噂も流れて、
もう東北には戻らないのかと残念に思っていました。

ところが、昨日の新聞報道で「マリーゼがベガルタ仙台に移管」との記事が!!
全く予想外のことでしたが、本当に嬉しい驚きでした。
ベガサポの私としては、ベガルタというチームはこういう動きが下手なイメージがあるのですが
今回は随分と素早く動いた印象です。

宮城県にはバスケやバレーなどの強豪校が結構あります。
しかしこれまでは、卒業後の就職先としては県外へ出るというコースが中心でした。
女子サッカーも同様で、日本でも有数の強豪校を有しているのに関わらず、受け皿がありませんでした。

これまでの構図は、これもまた中央と地方の構造を表しているものだったと思います。
Jリーグが地域密着を唱え、日本中にサッカーチームを作ろうとしたのは
こういう意味で画期的な出来事だったと、再認識します。

そういう流れの中で、宮城県にバスケやバレーのチームも出来て
今回、女子サッカーチームも出来るというのは、時代の流れと言ってしまえば簡単ですが
それでも感慨深いものがあります。
これだけのチームを抱えるキャパがあるのかというのは、大きく不安ではありますが
それでも新しい時代の端緒につきました。