11月末の野蒜
少しアップが遅くなりましたが、11月末の野蒜の様子です。
いつものように資料室から。
すっかり冬枯れというたたずまいになってきました。
新町周辺は、家屋の解体が進み、更地が広がっています。
今もまた解体作業が行われていました。
対岸の浜市も、ほとんどの家が解体され、片付けられ
市街地跡にむかう道に迷うほどです。
かつて目印にしていた板碑群もまとめられて、いずれ片付けられてしまうのでしょうか。
文化財として保護されている雰囲気ではないようです。
市街地跡の松の木です。
築港当時に植えられたものではないかと言われている
立派な太い樹です。
津波に耐えて残っていたものの
葉が茶色くなってしまっています。
私の腕と天気のせいもあって、わかりにくい写真ですが
夏には緑色だった松葉は茶色になっています。
このまま枯れてしまうのでしょうか。
この松が立っているのは、築港当時公園として整備された場所です。
そのような都市整備計画のなごりとしても、この松は大切だったと思います。残念です。