ひとつの道

河北新報の記事です。
2012年、春/気仙沼・舞根(下)浸水域/干潟として守りたい

護岸工事で失われた湿地帯を、再び干潟として保全しようという内容です。
記事には、次のような言葉があります。
 「自然を残すことで産業や雇用を生み出すことができる。
  集団移転で低地に人は住まないのだから、そもそも堤防を建設する意義が薄らいでいるのではないか」

状況は地域によって様々で、一概に答えの出るものではありませんが、
どのような場所にしていくのか、その場合にどのように安全を担保できるのか
ということを、改めて考え直してみるということ、
その部分は端折ってはいけないように思うのです。