資料室 2

資料室は2階にあり、1階には公民館があります。
    ※以下の写真は後藤浩佳氏によるものです。

公民館は避難所だったようですが水が来ました。

資料室に上る階段です。

ガラスが割れています。
地震ではなく津浪で流されてきたものがあたったのでしょう。

資料室の内部です。

蛍光灯や壁にかけてあった展示が落ちています。


資料等が散乱していますが、津浪の被害はないことがわかります。

この資料室は、松川さんを始めとする野蒜築港跡を大事に思う人たちによって
少しずつ作られてきました。多くが地域の人々でした。
限られた予算の中、様々な資料が集められています。
松川さんはここを管理・企画・運営する傍ら、自ら資料を集め、その解析まで行っていました。
資料が流れなかったのは、せめてもの救いでした。


資料室のすぐそばには白髭神社がありました。
海を祀った神社です。
由緒書によれば、明治三十九年、神社合祀に基づいて村社となったと言います。
津浪で建物は流されたようですが、ご神体や宮司さんなどは無事だったようです。
今後地域のよりどころの1つとなるのかもしれません。