神社いくつか
野蒜付近の神社をいくつか回ってみました。
海津見神社は亀岡の鎮守です。
鳴瀬町誌によると、
「昔着船(家号で伊達藩の宿泊所、現亀岡の斉藤利己宅)の先祖が余慶(余景)浜で
引網をしていると、その網の中に毘沙門像がかかって来た、それを祭った。
木像は木仏立像で五尺八寸五分、作者は詳かでない。」
と由緒が書かれています。
神社の入り口は鳥居が倒れていましたが、杉の木立が位置を示します。
しかし、社殿はなくなってしまいました。
時間がたっており、片付け作業も進んでいて跡もわかりません。
ご神体である毘沙門天は氏子さんが保管しているようです。
ここには下のような社殿があり、地域で祭も行われていたところです。
(野蒜の白鬚神社のサイトから)
平地の奥まった場所にあり、流されてきたものがまだまだ残っている中に起こしてありました。
「神様は何もしない」という、いがらしみきおの『かむろば村』を思い出しました。
そして人間は
「なぬやっても うまぐ行がねのぬ、なぬがやんのを絶対やめね。」